ゴルフコンペの当日、スタート前20分前には集合してもらって、幹事が挨拶を兼ねて、簡単にルールなどの説明をしましょう。
組み分けとエチケットリーダー
まず最初に朝の挨拶をしましょう。
そのあとに確認の意味も込めて、組み分けを発表して、各組のエチケットリーダーを誰か一人にお願いしましょう。
初参加の人がいたら必ず紹介しましょう!
エチケットリーダーは、ゴルフのマナーを守らせるリーダー的な存在です。
とくにコンペの際には、スロープレーになりがちなので、スムーズなプレーを心がけるように、促す役割です。
いまはルールが変更になって、ピンから遠い人から打つという慣例がなくなり、プレーファーストを意識して、準備のできた人から打つのが正しいです。
それも最初に伝えておくと良いですね。
ハンデとルール
次にハンデとルールを簡単に説明しておきましょう。
新ペリアか独自ハンデ、パットはワングリップOK、6インチのリプレースOKなど、ゴルフコンペが決めているルールをおさらいしておくと良いです。
コンペ独自のルールがあれば簡潔に説明しましょう!
スコアカードの提出に関しても伝えておきます。
最近はリーダーボード付きのGPSナビなどがカートに付いているゴルフ場も多いので、スコアカードを提出しなくてもよいケースがありますが、念のために提出できるように準備だけはしてもらいましょう。
終了後のパーティ会場
その次に、ラウンド終了後のパーティ会場を伝えておきましょう。
ゴルフ場によっては、コンペルームがいくつもあったり、奥まった場所にある場合もあるので、「レストランの奥にあるコンペルームに集合してください」など、具体的に伝えておくといいでしょう。
パーティ会場はなるべく具体的に説明しましょう!
また、景品の豪華さをちょっとだけ伝えておくと、ラウンド中の話題にもなって盛り上がります。
「優勝者には豪華商品が用意されています」と言っておくだけでも良いでしょう。
挨拶の例
ゴルフコンペ当日の朝の挨拶の例を紹介しておきます。
これからスタートでワクワクしている状態ですから、基本、大きな声でハキハキと挨拶しましょう。
挨拶の例
みなさま、おはようございます!
本日は参加いただきありがとうございます!
簡単ではありますが、コンペの説明をさせていただきます。
最初に初参加の方を紹介します。
今回、●さんが初参加になります。拍手!
(本人から)みなさん、よろしくお願いします。
次に組み分けとエチケットリーダーの確認です。
第1組は7時10分スタートで、●●さん、●●さん、●●さん、●●さん、エチケットリーダーは●●さんでお願いします。
第2組は〜(以下同じように最終組まで)
次に、簡単にルールを説明します。
今回のコンペは、独自のハンデを元に集計します。
(新ペリの場合は「新ペリア方式で集計します」と伝えましょう)
パットはワングリップOKです。
基本は一緒に回る方にお任せしますが、1mのパットをOKは無しです(笑)
フェアウェイ、ラフに関わらず、6インチリプーレス(15cm程度は動かしていい)OKです。
地面に埋まったボールは拾い上げてOKです。
また、OBの時は打ち直しせず、プレイング4、もしくはOBラインを超えた付近でドロップして1打罰のどちらかで進めてください。
打ち直しはスロープレーの原因になります。
また、フェアウェイやラフ、グリーン上ではピンから遠い人から打つというのが通例でしたが、いまはプレーファーストを重視してプロでも準備のできた人から打つようになっています。
各組、慣れている方は、初心者のサポートをお願いします。
今回は大所帯のコンペなので、私たちの後ろのゴルファーに迷惑がかからないように、スムーズな進行をお願いします。
最後にラウンド終了後のパーティについてお伝えします。
それぞれラウンド終了後にシャワーを浴びたら、レストランの奥にあるコンペルームまで集合してください。
部屋の前に、コンペ名の●が書いてあります。
(必要なら「そこで、コンペ参加費用の2,000円を徴収させていただきます。」)
今回は、●さまのご好意で、優勝の商品がとても豪華なので、お楽しみに!
それではみなさま、今日一日、ケガのないように、楽しくラウンドしましょう!
よろしくお願いします。
これは一例なので、必要なところを抜粋して使ってくださいね。
いかがでしたか?
ゴルフコンペ当日の挨拶は、普段、参加する側だと気にしていませんが、いざ自分が幹事で挨拶をしようと思うと、うまく言葉がでてこないものです。
印刷するか、スマホで確認しながら、スムーズに挨拶できると、ゴルフコンペ自体もうまくいきますよ!